シスコシステムズは2025年8月25日、同社が提供するクラウド管理型ネットワークプラットフォーム「Cisco Meraki(Meraki)」が、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)のクラウドサービスリストに正式登録されたと発表した(詳細)。登録は6月30日付け。
ISMAPは、政府が求めるセキュリティ要件を満たすクラウドサービスを事前に評価・登録する制度で、政府機関がクラウドサービスを調達する際の基準となる。セキュリティ水準の確保を目的とし、導入の円滑化を支援する。
シスコの製品ではこれまでに、認証基盤「Cisco Duo」や、2025年4月に登録された「Webex Contact Center」を含む「Webex」が同リストに登録済みであり、今回Merakiが加わったことで対応範囲が拡大した。
Merakiは、世界最大級のクラウド管理型ネットワークプラットフォームとして、1700万台以上のデバイスと9億以上のクライアントをサポートする。シスコは今後も、Merakiのセキュリティ強化を継続するとともに、AI時代における安心・安全でシンプルなネットワークの実現を目指していくとしている。