「オンプレ・ハイブリッド・フルクラウドという3つの選択肢を用意し、お客様のニーズに応じた最適解を提案することができます」。こう話すのは、“オフィス電話の老舗”であるNECプラットフォームズの渡辺康弘氏だ。
(左から)NECプラットフォームズ ユニファイドコミュニケーション事業部門 国内事業統括部
クラウド販売促進グループ 園田隆史氏、同 プロフェッショナル 渡辺康弘氏
同社は、中小事業者向けのキーテレフォン・UNIVERGE Aspireシリーズや、中・大規模事業者向けのPBX・UNIVERGE SVシリーズをはじめとする「オンプレ型」に加え、これらとクラウド型ユニファイドコミュニケーション(UC)サービス・UNIVERGE BLUEを組み合わせた「ハイブリッド型」を長年提供してきた。PC・スマートフォンの内線化をはじめ、チャット・プレゼンス機能、Web会議、ファイル共有ツールなど、様々なコミュニケーションツールを利用できる点が高く評価されている。
そしてNECプラットフォームズが満を持して国内市場に投入したのが、「UNIVERGE BLUE フルクラウドサービス」だ(図表1)。今年4月に「BYOT(Bring Your Own Trunk)モデル」の受注を開始し、今年度中にはクラウド内で通信キャリアの電話回線と直結する「キャリア直収モデル」をリリース予定だ。フルクラウド型は、社内へのPBXの設置が不要になるため、初期費用を抑えつつ、スピーディーにオフィス電話を導入することが可能だ。
図表1 オンプレミス/ハイブリッド/フルクラウドサービスの概要