ソフトバンクとみずほFG、AGI時代を見据えた業務提携 「Cristal intelligence」導入へ

みずほフィナンシャルグループ(以下、みずほFG)とソフトバンクは2025年7月18日、AGI(汎用人工知能)時代を見据えた戦略的包括提携契約を締結したと発表した。みずほFGは、ソフトバンクがOpenAI社と共同開発を進める最先端AI「Cristal intelligence」を、金融業界で初めて導入する予定。

具体的には、法人顧客を中心に、AIが膨大な取引データや市場動向などを24時間365日解析し、リアルタイムに最適な融資や経営アドバイスなどを利用できるサービスと、心情面の寄り添いを必要としている際や重要な判断が必要な時は、顧客の希望に応じて金融のプロフェッショナルである担当者に相談できる体制を構築し、新しいユーザー体験の実現に向けて取り組む。

また、採用や育成、評価、異動プロセスに対してAIを活用するほか、ソフトバンクの子会社であるSB Intuitionsが開発を進める日本語特化型の大規模言語モデル(LLM)「Sarashina」を基盤に、金融に特化したLLMの研究開発にも着手する。こうした取り組みにより、営業活動の生産性2倍以上向上、コンタクトセンター関連の生産性最大50%改善、低付加価値業務の最大50%削減、2030年度までに3000億円程度の効果発現(対2024年度比)を目指すとしている。

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