モバイルクリエイトとオプティムは2025年6月19日、業務用モバイル端末のセキュリティおよび運用効率の向上を目的とした協業を開始したと発表した。モバイルクリエイトのハンディ型業務用IP無線機「IM-560」に、オプティムのMDM・PC管理サービス「OPTiM Biz」が対応し、端末の統合管理が可能となった。
IM-560は、全国で通話・通信が可能なIP無線システム「iMESH」シリーズの一つで、自治体をはじめとする公共機関や企業で導入が進む。これまでも約14万台が展開されており、そのうち5000台以上が自治体で運用されている。今回の対応により、リモートロックやアプリの配信制御、Webフィルタリングといったセキュリティ機能に加え、端末設定の一括変更やキッティング作業の自動化など、業務効率化を実現できるようになったという。
オプティムが提供する「OPTiM Biz」は、スマートフォンやタブレットなどの業務端末をブラウザー上から一元管理できるサービスで、特許技術の「Zone Management」や多機種対応、階層管理機能などを備える。
両社は今後、さらなる機能拡張や新端末への対応を共同で進める計画。