手術支援ロボット「hinotori」を用いた日欧間で初の遠隔手術実験に成功

日本外科学会とメディカロイド、NTTコミュニケーションズは2025年6月17日、兵庫県神戸市とフランス ストラスブール間において手術支援ロボット「hinotori サージカルロボットシステム」(以下、hinotori)を用いた遠隔ロボット手術の実証実験を成功させたと発表した。

フランス ストラスブールに拠点を置くロボットトレーニングセンターIRCADに設置したhinotoriのサージョンコックピットから手術操作を行い、日本外科学会の医師による助手操作・補助の下、神戸側に設置したオペレーションユニットの手術操作を遠隔で行う実証実験を行った。

「hinotori」の各ユニット

「hinotori」の各ユニット

当実証実験においては、NTTコミュニケーションズの高速で安定した通信ネットワークインフラを活用することにより、太平洋と大西洋をまたぐ片道約2万3000キロメートルに及ぶ距離で遠隔操作を実現した。

 

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。