移動体通信・IT分野の調査会社であるMCAは2025年5月21日、通信事業者各社のキャリアショップおよび運営代理店に関する調査結果を発表した。
これによると、2025年3月時点の4キャリア(ワイモバイル、UQ mobileを含む6ブランド)が展開するキャリアショップは、2024年9月比で143店減の6999店だった。2022年2月の調査では8026店が確認されており、約3年で1027店舗が消滅したことになる。
メインブランド別に見ていくと、auが2024年2月比で105店減の1904店となり、他社に比べて大幅な縮小となった。なお、ソフトバンクは32店減の2162店、NTTドコモは28店減の2048店だった。
サブブランド別の店舗動向では、2019年に900店以上を展開していたワイモバイルの店舗数が380店(半年前から71店減)まで減少した。ソフトバンクとワイモバイルの両方を取り揃える「ダブルブランド店」を拡大したことが背景にあるという。