東京スマートフォンAPPアワードの受賞者が決定 ~賞金200万円の最優秀賞はエキサイト

「第1回 東京スマートフォンAPPアワード」の表彰式が東京都内で開催された。賞金200万円の最優秀賞にエキサイトの作品「LIGHT UP TOKYO」が選ばれた。

「第1回 東京スマートフォンAPPアワード」の表彰式が2012年3月26日、東京都内で開催された。賞金200万円の最優秀賞には、東京スカイツリーからの課題テーマ「東京スカイツリー開業を、より多くの方にお祝いいただき、楽しみ、訪れていただくためのアプリ」に応募したエキサイトの作品「LIGHT UP TOKYO」が輝いた。

賞金200万円を受け取るエキサイトの代表者(右)と、東京スマートフォンAPPアワード実行委員会の委員長でMCFの代表理事も務めるシーエー・モバイル取締役会長の寺山隆一氏
賞金200万円を受け取るエキサイトの代表者(右)と、東京スマートフォンAPPアワード実行委員会の委員長でMCFの代表理事も務めるシーエー・モバイル取締役会長の寺山隆一氏

モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)主催の同アワードは、スマートフォン向けアプリを開発するクリエーターやエンジニアの支援を目的に企画されたもの。東京スカイツリー、イオン銀行、ANA、サントリー、資生堂、WWFジャパン、日産自動車、日清食品、ファミリーマートの9社・団体から出題されたテーマに応えるかたちで、合計93の応募があった。例えばどんなテーマが出題されたかというと、日産自動車の場合は「カーライフをもっと楽しむアプリ」、日清食品は「カップ麺ができるまでの待ち時間を楽しめるアプリ」といった具合だ。

最優秀賞を受賞したLIGHT UP TOKYOは、夜空に輝く東京スカイツリーのライトアップをデザインして楽しむアプリ。デザインが完成したらプレビューボタンをタップして、風景と重ねることができる。審査委員長を務めた武蔵野学院大学准教授の木暮祐一氏は「総合力でダントツの評価だった。APPアワードの第1回の最優秀賞として本当にふさわしい作品」と講評した。

また、賞金50万円の優秀賞には、ANAのテーマに応募した雑魚雑魚の「そらぺた」とWWFジャパンに応募のインデックスの「ONE PLANET CAMERA」が選ばれた。

「そらぺた」で優秀賞を受賞した雑魚雑魚 「ONE PLANET CAMERA」で優秀賞とWWFジャパン賞を受賞したインデックス

このほか企業賞として、イオン銀行賞には神庭幸枝氏の「WAONおトクウィジェット」、ANA賞にはエキサイトの「そらのあるばむ」、サントリー賞には今地一輝氏の「オールフリーアルバム」、資生堂賞には米倉宏治氏の「Bar」、WWFジャパン賞にはインデックスの「ONE PLANET CAMERA」、東京スカイツリー賞には唐鎌千里氏の「スカイツリーコンパス」、日産自動車賞にはおもプリ部 feat. un-Tの「SOUND DRIVE ~ドライブにエキゾースト音楽を~」、日清食品賞には渡嘉敷守氏の「カップヌードルスケルトンAR」、ファミリーマート賞にはあゆたの「AR ファミマおみくじ」が選ばれた。

さらに、技術的に優れたAndroidアプリを対象にしたAndroid賞は電算システム・Android研修生の「SkyWalker」、HTML5を活用したWebアプリを対象にしたHTML5賞は米倉宏治氏の「Bar」に贈られた。

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