KDDI新社長に松田浩路氏が就任 スマホとStarlinkの直接通信は「200万人規模に提供」

KDDIが2025年3月期 第3四半期(3Q)の決算会見を開催。3Qまでの連結業績は増収増益だった。また同会見では、取締役執行役員常務 CDOの松田浩路氏が新社長に昇格する人事も発表された。髙橋誠現社長は、代表取締役会長に就任する。

KDDIは2025年2月5日に2025年3月期 第3四半期(3Q)の決算会見を開催し、あわせて4月1日付けで予定している人事を発表した。取締役執行役員常務 CDO(Chief Digital Officer)の松田浩路氏が新社長に就任する。

代表取締役社長 CEOを務める髙橋誠氏は代表取締役会長に、取締役会長の田中孝司氏は取締役相談役に就く。

(左から)4月1日付けで新社長に昇格する松田浩路氏、代表取締役会長に就任する髙橋誠氏

(左から)4月1日付けで新社長に昇格する松田浩路氏、代表取締役会長に就任する髙橋誠氏

松田氏は1996年にKDDIの前身である国際電信電話に入社し、通信エンジニアとしてのキャリアを歩んできた。2024年4月からは取締役執行役員常務 CDOおよび先端技術統括本部長 兼 先端技術企画本部長を務めている。

「私のコアは“技術”。エンジニアからスタートし、その後は技術をベースに商品企画やマーケティングを担当してきた。社外を含めた色んなパートナーと上手く会話をして、お互いのWin-Winポイントを粘り強く探してきた経験も評価されたと感じている」と松田氏は振り返った。

髙橋氏は、「5Gの次は6Gではなく、AIの時代だと言われている。その意味から、今後会社を牽引していくのは、技術の経験が豊富で、グローバルのパートナーとも臆することなくビジネス構築ができる人材」だと語り、松田氏について「技術に明るく、先端テクノロジーにも積極的に取り組んでいる。新しいビジネス領域へ果敢に挑戦できる、AI時代に最適な人材だ」と評した。

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。