さくらインターネットは2024年12月27日、デジタル庁から公募されていた「ガバメントマルチクラウドネットワーク(GMCN)の設計開発等業務」を受注したと発表した。落札金額は4億9220万115円。
一部業務においては、BBIXと、さくらインターネットとBBIXの合弁会社であるBBSakura Networksが共同開発した「Open Connectivity eXchange(OCX)」や、さくらインターネットのグループ会社であるアイティーエムのネットワークマネジメントサービスを利用する。
ガバメントクラウド利用の増加に伴い、異なるクラウド環境間を相互接続する利用形態の必要性が今後さらに高まると見込まれる。GMCNを利用することで、地方公共団体等のガバメントクラウド利用機関は異なるクラウド環境間の連携を円滑に行うことができ、より柔軟なシステム運用が可能になるという。
また、さくらインターネットが提供するパブリッククラウド「さくらのクラウド」は、2023年度に条件付きでガバメントクラウドとして認定されており、GMCNの接続にも順次対応するという。