フジタクシーグループは2011年11月1日、スマートフォンを活用したタクシー配車管理システム「SMART」への全面移行を決定、同日ソフトバンクモバイルのWindows Mobile搭載スマートフォン「X02T」を500台導入した。
「SMART」のタクシー側画面 |
SMARTは、ソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズが開発した配車管理システムで、スマートフォンを通じて取得した位置情報や空車/迎車などの車両ステータスなどから、顧客の近隣にいるタクシーの迎車手配が迅速に行える。スマートフォンとタクシーメーターは連動しており、タクシーメーターの操作だけで、位置情報や車両ステータスはセンター側に送信されるという。
フジタクシーは昨年11月から4カ月にわたりSMARTの実証実験を行ってきたが、従来と比べて配車時間が最大約10分の1に短縮されるなどの効果が確認できたことから、全面移行を決定したとのこと。
「SMART」のシステム概要図 |