NECは2023年11月16日、製造業のDXを推進するパートナープログラム「共創パートナープログラム / Manufacturing」を開始すると発表した。
製造業を取り巻く環境が複雑化するなか、各企業は規模の大小を問わずデジタル技術を全面的に活用し、環境変化に迅速かつ柔軟に対応していくことが求められている。
そこでNECは、準大手の製造業を対象とし、研究・開発、製造オペレーション、サプライチェーン、顧客エンゲージメントなど様々な領域の高度化を実現するソリューションとして同プログラムを開始する。プログラムは、NECとパートナー企業の製品・サービスを組み合わせて提供し、製造業のDXに貢献することを目指す。
「共創パートナープログラム / Manufacturing」の概要
パートナー企業は、NECおよびパートナー企業の製品・サービスのクロスセルやデリバリーを推進する「セールスパートナー」と、パートナー企業およびNECの製品・サービスを連携させたソリューション開発を推進する「ソリューションパートナー」の2つのカテゴリーに分けられる。
現時点のパートナー企業は以下のとおり。ソリューションパートナーであるデンソーウェーブとは、プログラムレスで様々なFA機器と接続してデータ収集する同社の「IoT Data Share」と、データを集約して全社で利活用するものづくりDX基盤「NEC Industrial IoT Platform」の相互接続性テストをすでに完了しており、迅速に提供することが可能だという。
セールスパートナー…岡谷鋼機、佐鳥電機、立花エレテック、ミカサ商事、横河レンタ・リース、リョーサン、NECネッツエスアイ
ソリューションパートナー…ウイングアーク1st、Edgecrossコンソーシアム、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション、コニカミノルタ、デンソーウェーブ、トピー工業、パトライト、武蔵精密工業/ニデックドライブテクノロジー、リコージャパン、NECファシリティーズ、NECプラットフォームズ