学術情報ネットワーク「SINET6」、ジュニパーのルーターを採用

ジュニパーネットワークスは2022年9月30日、国立情報学研究所(NII)が運営する学術情報ネットワーク「SINET6」に、ジュニパーネットワークスのソリューションが採用されたと発表した。

NIIが構築・運営するSINETは、全国の大学・研究機関が共同で活用している情報通信ネットワーク。現在、日本全国の900を超える大学や研究機関の情報通信基盤として300万人以上のユーザーを接続し、米国・欧州・アジアの研究ネットワークと連携しながら国際的な先進研究プロジェクトを支えている。また、小中高校を含む教育分野でもSINETを応用しようという動きが活発化しており、GIGAスクール構想やSociety 5.0においてもSINETの活用が期待されている。

NIIが今年4月、6年ぶりに刷新したSINET6において採用したのは、ジュニパーネットワークスの「MXシリーズユニバーサルルーティングプラットフォーム」と「ACXシリーズユニバーサルメトロルーター」だ。これにより、国内接続網における400Gbps化、接続拠点の約1.5倍の増設、冗長性とセキュリティの強化を実現したという。

「最新かつ最先端のSINETを実現するために、ジュニパーネットワークスにご協力いただき大変嬉しく思っている。ジュニパーのソリューションは、SINET6としての要望を十分に考慮して頂いたもので、先進的な研究やデジタル学習体験の実現を可能にした。今後何年にもわたって、日本の研究・教育機関を支えていく強力な基盤になると確信している」

NII アーキテクチャ科学研究系 准教授 学術ネットワーク研究開発センター 副センター長の栗本崇氏はこのようにコメントしている。

学術情報ネットワーク「SINET6」

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