企業ネットワーク最前線

ワークスタイル変革Day 2014 レポート

OKI丸井氏「時間・場所・デバイスにとらわれない柔軟な働き方をoneUCで実現」

文◎百瀬崇(ライター) 2014.10.03

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OKIの丸井武士氏は9月4日に開催された「ワークスタイル変革Day 2014」で、「いつでもどこでも、どんなデバイスを使っても働けるようにすることがワークスタイルの変革につながる」と、具体的な活用例を挙げながら同社のUCシステムの特徴などについて紹介した。

時間・場所・デバイスの制約を取り除くために必要なのは?

時間と場所、デバイスの制約を取り除くために必要となるのは、人と人がリアルタイムにつながるシステム。ユニファイドコミュニケーション(UC)システムが最大の鍵となるという。

だが、UCシステムを導入するだけでワークスタイルを変革できるわけではない。在宅勤務や直行直帰を認めるといったように労働条件を整える必要がある。また、就労管理や勤怠管理、人事制度を見直すことも重要だ。サテライトオフィスやフリーアドレスを用意することも必要となる。つまり、ファシリティの環境整備も求められる。

社員の意識改革も進めなければならない。社員1人ひとりが「新しい働き方をするのだ」という意識を持ち、あるべき姿を思い描いた上でUCシステムを活用し、成果を生み出す。そして、その成果が評価されることで仕事をするのがさらに楽しくなり、生産性がますます上がって会社に利益をもたらすような循環を生み出す必要があると丸井氏。

システムと環境、人の3つがうまく連動することでワークスタイル変革を実現できるのだ。


ワークスタイル変革を実現するうえでは、システム、環境、人の3つの要素をトータルに考える必要がある
ワークスタイル変革を実現するうえでは、システム、環境、人の3つの要素をトータルに考える必要がある

 

コラボレーション環境とコミュニケーション環境を統合

次に丸井氏は、OKIのUCシステムを紹介した。OKIのUCシステムの特徴の1つは、「企業情報ポータル」を備えていること。グループウェアでスケジュールを管理したり、SNSやWeb電話帳を利用したり、掲示板で情報を共有したりといったことが、企業情報ポータルをスタート地点として、いつでも、どこでも、手にしているデバイスで簡単に行えるという。グループウェアやメール、チャット、スケジュールなどのコラボレーション環境と、電話をはじめとするコミュニケーション環境を統合したUCシステムとなっているのだ。

また、UCでは、スマートフォンやタブレット端末などといった変革をもたらすデバイスを取り込むだけではなく、IP電話機や構内PHSなどの既存の音声端末を継承できることも必要だが、「OKIのUCシステムはそれが可能だ」と丸井氏。

さらに、CRMやSFA、ERP、位置情報、業務支援、販売支援などといった業務に関連するアプリケーションと連携して業務を効率化する仕組みも用意しているほか、SaaSやCaaS、IaaSといったクラウドサービスとも連携できる。これにより企業はノンコア業務やインフラはクラウド化し、コア業務に資源を集中することが可能になるという。

 

UCシステムの4つの活用例

続いて丸井氏はUCシステムの活用例を4つ挙げた。1つはコミュニケーションフリーによる時間価値の最大化で、プレゼンスを確認することにより相手の状況に合わせて最適なコミュニケーション手段を瞬時に確定できるとした。

2つめはスマートデバイスの活用による意思疎通の迅速化とフリーロケーションの実現。OKIのUCシステムはスマートデバイスをサポートしているため、それを活用して必要な情報の確認や更新、業務支援と最適化、時間の有効活用を実現できるという。

3つめは遠隔コミュニケーションによる意思決定の早期化と意思疎通の迅速化。遠隔会議による移動コストの削減や、対策本部などから現場の様子をリアルタイム中継することができる。また、遠隔作業により現場状況を把握することで、専門家らが作業者に対して詳細な指示を出すことも可能になる。

 


遠隔コミュニケーションによる意思決定の早期化と意思疎通の迅速化
遠隔コミュニケーションによる意思決定の早期化と意思疎通の迅速化


4つめは業務システム連携による時間価値の最大化と意思疎通の迅速化。コンタクトセンターなどでの顧客からの問い合わせに対し、業務システムと連携することで必要となる情報をスムーズに担当者に受け渡すことができる。


oneUC
OKIが提供するoneUCの概要


最後に丸井氏は、こうした時間、場所、デバイスの制約を超えたUCを、「oneUC」というキーワードで表現。oneUCは、「いつでも、どこでも、持っているデバイスでお互いに最新の情報が配信された状態、言い換えると1つに集約された状態でコミュニケーションが取れ、リアルタイムに情報共有できる環境を自然に実現する」と話し、演台を降りた。

 

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