日立ソリューションズは2010年12月6日、クラウド型「TV会議多地点接続サービス」の提供を開始した。クラウド環境上にテレビ会議多地点システムを用意し、ユーザー企業の利用者数に応じた定額サービスとして提供する。利用者側ではインターネットを介して、社内外、顧客先、出張先といったロケーション、PCやテレビ会議システムの機種を意識することなく、高度なセキュリティ環境でのテレビ会議が可能になるという。
画面イメージ(出典:日立ソリューションズ) |
RADVISION Japanのテレビ会議システム「SCOPIA(スコーピア)」を用いたサービスで、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」のラインナップの1つとして提供される。月額費用は定額で、同時利用1台当たり4万2000円(税込)。なお、10万5000円(税込)の初期費用がかかる。
テレビ会議用端末については、ポリコム(HDX Series v2.5以降)、ライフサイズ(V4.1以降)、ソニー(PCS-G70、PCS-XG80他)、タンバーグ(MXP Series、Edge Series)、アエスラ(X5、X7)の各機種をサポートする。PCの動作環境は、Windows XP(IE6.0 SP2、IE7.0、IE8.0)、Windows 7(IE7.0、IE8.0)となっている。