アルカテル・ルーセント、「Application Fluent Network」を体現する初の10GbEスイッチを日本投入

日本アルカテル・ルーセントは2010年12月1日、10ギガビットイーサネット対応スイッチの新シリーズ「OmniSwitch 10K」に日本市場投入を発表した。

今年10月にパリで発表されたOmniSwitch 10Kは、アルカテル・ルーセントが提唱する「Application Fluent Network」を体現する製品の第1弾である。Application Fluent Networkとは「アプリケーションを円滑に実行するネットワーク」の意で、企業内のあらゆる場所から接続するユーザーに高品質のリアルタイムアプリケーションを配信するために最適化されたネットワークのことだという。

OmniSwitch 10Kは、10GbE×256ポートのノンブロッキングスイッチ容量を持ち、ポート当たりの価格も競合製品の4分の1に抑えているとのことだ。そして、独自のバーチャルキューイングテクノロジーの採用により、アプリケーションの配信を最適に調整しながら、トラフィックの優先順位を決めることができるという。

アルカテル・ルーセントでエンタープライズ・ビジネス担当CMOを務めるNicolas De Kouchkovsky氏は「今日では、企業はエンドユーザー機器の爆発的増加や、ビデオ会議のように遅延に敏感な通信アプリケーションの厳しい配信要件への対応を迫られている。問題が発生したときに帯域幅を増やすだけではもはや十分ではない。OmniSwitch 10Kは、利用可能なリソースやアプリケーションを簡易化されたネットワークアーキテクチャと動的なポリシー割り当てによってインテリジェントに管理し、これらの課題を解決する」とコメントしている。

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