JTOWERは2021年12月27日、東京都庁第二本庁舎内の1階と2階および都議会議事堂1階と2階において、インフラシェアリングによる5Gの電波環境整備を実施したと発表した。
同社は2020年に5G Sub6帯に対応した共用装置の開発を完了し、同年11月、東京都第一本庁舎にて国内初となるインフラシェアリングによる5G環境整備を行った。今回、さらに整備エリアが拡大される。
第二本庁舎ではまずソフトバンクの5Gが使えるようになり、NTTドコモは2022年1月下旬以降、KDDIは3月下旬以降から利用可能となる予定。都議会議事堂では、KDDIとソフトバンクが2022年1月下旬以降、ドコモが3月下旬~4月上旬に利用可能となる見込みだ。
東京都は「つながる東京」の実現を目指し、21世紀の基幹インフラである高速モバイルネットワーク網の整備を推進するための取り組みを今後も進めていくとしている。