楽天モバイルは2021年7月12日、スタンドアロン方式の5Gモバイルネットワーク(5G SA)におけるデータ通信の実証に成功したと発表した。7月4日に、東京工業大学の協力を受けて、東京工業大学大岡山キャンパスで実施した。
東京工業大学の大岡山キャンパスで5G SAに対応した端末を用いて5G SAネットワークのデータ通信テストを行い、安定した5G SAの稼働を確認した。
本実証における5G SAネットワークのイメージ
また、楽天モバイルはすでに計画に沿って、2021年6月24日に商用5Gネットワークの一部において5G SA機能の導入を開始している。本実証で得られた結果を5G SAネットワークの品質向上や、商用サービスの展開に向けた準備に活用していくとしている。
同社は今後、5G SAでネットワークスライシングやエッジコンピューティングなど、5Gで本格的に実現する様々な機能の動作検証を順次行う予定だ。