SPECIAL TOPIC5G/ローカル5G/O-RAN/C-V2Xの最前線を解説する技術イベント 7月7日(水)・8日(木)にオンライン開催

キーサイト・テクノロジーは7月7日・8日に、測定器の視点から5Gの最前線を解説する技術イベント「KEYSIGHT 5G/ローカル5G SUMMIT 2021」をオンラインで開催する(参加無料・事前登録制)。7回目となる今回は、イベント名に新たに加えられたローカル5Gをはじめ、O-RAN、DSS、C-V2Xなど、最新の5G技術とトレンドが紹介される。

「我々の5Gのお客様は、これまでは携帯電話事業者や携帯端末、基地局、アンテナのメーカーなどに限られていました。ところがローカル5Gの展開が始まった昨年以降、工場に5Gを導入したいという企業やローカル5G構築を担うSIer/NIer、自治体や地方のCATV事業者からお声がけいただくことも増えてきました。こうした方々にもぜひ参加していただきたいと考えています」

キーサイト・テクノロジー アジア パシフィック フィールド マーケティング イニシアティブマネージャの徳田裕司氏は、キーサイトが毎年開催している5Gイベント「KEYSIGHT 5G SUMMIT」の名称に今年新たに「ローカル5G」を付した理由をこう説明する。

キーサイト・テクノロジーは、米カリフォルニア州に本拠を置く電子計測機器ベンダー。ヒューレット・パッカード(HP)が1939年の設立時から手掛けていた計測器事業の流れをくむ。日本では横河電機との合弁会社、横河・ヒューレット・パッカードとして1963年に事業を開始した(1995年に日本ヒューレット・パッカードに社名変更、1999年合弁解消)。
 
そして1999年にHPの企業分割によって発足したアジレント・テクノロジーから2014年に電子計測機事業が独立し、キーサイト・テクノロジーとなった。無線通信、特に高周波分野に強く、ミリ波における5Gの技術開発に大きく貢献してきた。

KEYSIGHT 5G SUMMITは、5Gのリーダー企業やキーサイトの専門家が最新の5Gの市場動向・技術情報を提供する場として、2015年から日本で開催されているセミナー・イベントである。2019年からはオンラインでも参加できるようになり、2020年は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、完全オンラインで開催された。「オンライン受講を開始してから参加者が急増し、昨年は2015年の7倍近くになった」(徳田氏)という。

今回のKEYSIGHT 5G/ローカル5G SUMMIT 2021は、昨年と同様、完全オンラインで開催される。

今年の注目テーマは4つだ。(1)ローカル5G、(2)O-RAN、(3)3GPPでの5Gの標準化動向、(4)5G/LTEを用いて車両とあらゆるものをつなぐC-V2Xである。日程を2日間に拡大し、昨年の倍近い9セッションを用意した(図表1参照)。このうち外国人講師が担当する4セッションは、聞きやすさを重視してナレーターによる吹き替えで実施される。

図表1 KEYSIGHT 5G/ローカル5G SUMMIT 2021のセミナースケジュール
図表1 KEYSIGHT 5G/ローカル5G SUMMIT 2021のセミナースケジュール

セミナーの詳細はKEYSIGHT 5G/ローカル5G SUMMIT 2021の特設サイトhttps://event.on24.com/wcc/r/3197438/65D5CC47741A6B5E48B1795CF4D846CF/2446320?partnerref=ASC-200552 でチェックできる。

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