AWS Transit Gatewayが大阪リージョンで開始

AWSは2021年4月27日、「AWS Transit Gateway」を大阪リージョンでも利用できるようにしたと発表した。こちらは、AWSアカウント内に構築できる仮想ネットワークである「Amazon Virtual Private Cloud(VPC)」やオンプレミスネットワーク間を単一のゲートウェイを介して接続させるサービスのこと。

中央ハブとして VPC とオンプレミスネットワークを接続するクラウドルーターとして機能するため、複数VPCの接続などでVPC Peeringを用いた複雑なピア接続関係ネットワークを簡素化することができる。たとえば数1000のVPC にまたがるアプリケーションを構築する際、個別VPCのPeeringやルートテーブルを更新せずに新しい接続関係を作成することが可能になる。

AWS Transit Gatewayのサービスイメージ
AWS Transit Gatewayのサービスイメージ(クリックして拡大)

ただし、異なるリージョン間のTransit Gatewayをピアリング接続させるための、Peering接続機能は2021年4月27日時点で、大阪リージョンでは未サポートのため、リージョンをまたぐ接続は従来通りVPC Peeringを利用する必要があるとしている。

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