オフィスを皮切りにカフェ・公共スペースにも展開
証明写真ボックスのノウハウは別の点でも生かされている。ラッピング技術だ。下写真のように、設置場所の環境・デザインに合わせて外観を変更できる。
ラッピング技術によって、設置場所のデザインに溶け込ませることができる
One-Boの販売は、ZoomのディストリビューターでもあるSB C&Sが担う。目標は「5年で1万台」(新谷氏)。初年度はまずオフィスをターゲットに500台の導入を目指し、将来的にはカフェや公共スペースにも展開する計画だ。
One-Boの発表会に登壇したZVC Japan代表の佐賀文宣氏
例えば、カフェでリモートワークする客が1時間数百円といった料金で使える仕組みもあわせて開発し、駅や公共施設、医療機関などに販売。“会議室難民”に、安心してZoomできる環境を提供する。ZVC Japan カントリーゼネラルマネージャーの佐賀文宣氏は、「スマホが普及して電話ボックスはなくなったが、また今、集中してZoomに参加できるスペースが求められている」と、One-Boへの期待を語った。