ルーターとサテライトを最適に 事前サーベイを無償でこのようにOrbi Proであれば、ルーターとサテライトを配置するだけで、容易にWi-Fi環境を整備できるが、「無線は非常に不安定なので、うまく設計するにはいくつかのポイントがあります」と渡部氏は話す。
無線は金属やコンクリート、ガラスなどの障害物があると電波が減衰してしまう。「もちろん、APから離れるほど、電波の減衰率は大きくなるため、通信速度が遅くなることも考慮に入れなければなりません。また、オフィスでは組織変更などによりレイアウトが変更になることも多い。例えばロッカーが配置されたことで、急に電波が届かなくなったというようなことが起こると業務に支障が出てしまいます」。その一方で、フリーアクセスフロアや天井に抜けのあるオフィスでは、たとえパーティションで遮られていても電波が届きやすい場合もある。
そのため、無線LANの設計ではこのようなことを計算し、必要な場所にきちんと電波を届けられるよう機器を配置する必要があるのだ。
だが、小規模企業や小規模店舗の場合、ネットワークに詳しい人材に乏しいことが多い。そんな企業でもネットギアではサイトサーベイやシミュレーションを無料で実施しているため、心配は無用だ。「導入先の図面を提供してもらえれば、事前にシミュレーションを行い、最適な無線LAN環境を構築できます」(渡部氏)
同社では最新の規格であるWi-Fi 6対応機器1月中旬にも発売予定だ。Wi-Fi6対応のモデルが登場すれば、より高速、より混雑に強いネットワークの構築が可能になる。
トライバンドメッシュWiFiシステム Orbi Pro WiFi 6「SXK80-100JPS」の外観。
最大400平方メートルをシームレスなネットワークでカバーする
LAN環境を見直したいという企業はもちろん、サテライトオフィスにインターネット環境を敷設したい、ワーケーション環境を整備したいという企業は、ぜひネットギアに相談してみてはいかがだろう。きっと最適なLAN環境の構築を支援してくれるはずだ。
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