シスコシステムズは2021年1月20日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークやオンラインビジネスの需要増加を受け、ビデオ会議デバイスを月額サブスクリプションサービスとして利用できるプログラム「Hardware as a Service for Webex Devices」の提供を開始すると発表した。
シスコビデオ会議デバイスWebex Devicesを対象とし、子会社シスコキャピタルを通じて年額、月額のサブスクリプションサービスとして提供する。
ユーザーは新たな投資機材を保有・資産化することなく、経費として必要な期間や台数に応じてビデオ会議デバイスを利用することができる。また、従業員宅やサービス提供先への機材配送・回収業務、キッティング等がサービスに含まれているため、運用管理の負荷を抑えてビデオ会議デバイスを利用することが可能だ。最低利用台数は、同一製品を3台からとなっている。
対象となる製品は以下の通り(2021年1月現在)。
・Cisco Webex Desk Pro
・Cisco Headsets
・Cisco Webex Room USB
・Cisco Webex Room Kit Mini
・Cisco Webex Room Kit
・Cisco Webex Room Kit Plus Precision60
上記製品の保守サービスやWebexのライセンスをサブスクリプションサービスの中に包含することも可能。