シスコシステムズは2020年12月17日、同社の製品紹介イベント「WebexOne」にて、同社のWeb会議システム「Webex」のアップデートの方向性を発表した。
アップデート内容は合計50以上にもなる。すでに使える機能としては「ノイズ除去と音声強調」「文字起こしとクローズドキャプション(字幕)」などに加えて、クリック1回で特定のメンバーを自動的に会議に参加させる機能や、ビデオレイアウトのカスタマイズ機能などが追加されたとしている。
その他、日本語を含む9つの言語に対応したリアルタイムの翻訳機能や、「親指を立てて」という音声指示で画面の自分が親指を立てた状態に合成されるなど特定の音声指示で画面が変化する機能も予定されているという。
また、Webex用のデバイスも発表されている。顔認識の機能を搭載した「Webex Desk Camera」。カメラ、ヘッドセット、ディスプレイ、ラップトップ、モバイルなどをペアリングし充電する「Webex Desk Hub」。高品質のカメラ、マイク、スピーカーおよび仮想背景や顔認証機能などをオールインワンで搭載している専用デバイスの「Webex Desk」など。自宅でもオフィスでも変わらず仕事が維持できることを目指されているという。
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Webex Deskのイメージ |