「ボタン1押しで画面共有」 パナソニックがワイヤレスプレゼンシステムを発売

パナソニック コネクティッドソリューションズ社は2020年9月15日、ワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」を10月上旬から発売すると発表した。PC/スマホの画面をディスプレイやプロジェクタに表示するもので、送受信機の接続から操作まで非常に簡単にできるのが特徴。効率的な会議運営をサポートする。

フェイス・トゥ・フェイスでの打ち合わせや会議でのコミュニケーションの効率化をサポートする――。

2020年9月15日にオンライン形式で開催した製品発表会で、パナソニック コネクティッドソリューションズ社 メディアエンターテインメント事業長の貴志俊法氏は「PressIT(プレスイット)」のコンセプトをそう説明した。新型コロナウイルスの感染拡大以降、リモートワークとオフィスワークを使い分ける働き方が広がるなか、オフィスにおけるフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを活性化することを目的に製品開発を進めてきたという。


PCやスマートフォンに接続するPressITの送信機。ボタンを押すだけで簡単に画面を共有できる

PressITは、ディスプレイやプロジェクタ等の映像表示機器に接続する「受信機」と、PCやスマートフォン/タブレットにつなぐ「送信機」で構成される。受信機はHDMIで、送信機はHDMIまたはUSBで接続するだけで連動動作するのが特徴だ。送信機のボタンを押すとディスプレイ等の電源が自動的に入り、PC等の画面を無線伝送して表示する。PC/スマホ側には専用ソフトウェアのインストールも不要なため、準備に手間がかからず、直感的な操作が可能という。


画面の共有は送信機の接続とボタン1押しの2ステップで完了する

加えて、会議中の画面切り替えなどの操作も非常に簡易に行えるようにしている。

送信機のボタンを長押しすると、最大4分割まで可能な「マルチモード」、他者の画面割り込みを防止する「固定モード」への切り替えが可能だ。メディアエンターテインメント事業部 ビジュアル国内マーケティング部 部長の青山直樹氏は、こうした直感的な操作へのこだわりを強調。「誰でも簡単にすぐに使える。2つのモードを活用することで、効率的な会議ができるようになる」と話した。


ボタンの長押しによってモードを切り替えられる

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