ローカル5Gのテストラボを開設 sXGPやWi-Fi 6も検証可能アプレシアシステムズは2020年4月を目途に、東京・築地の本社オフィスまたは筑波の開発拠点に、ローカル5Gの検証を行うテストラボも開設する。
端末やアプリケーションを持ち込み、実際にローカル5Gの環境で性能や機能を試すことができる。ラボにはプライベートLTEやWi-Fi 6の環境も併設されており、用途に最適な通信方式の“見極め”も行える。
5G時代には、ユーザーのより近い場所に設置したサーバーでデータ処理を行うエッジコンピューティングが重要な役割を担うといわれる。これに対し、アプレシアシステムズでは「機能によっては集中的なクラウドでまとめて処理した方が集約効果が高いケースもあり、集中的なクラウドと分散的なクラウドを柔軟に使い分けるようになるのではないか」(藤本氏)と見る。このためテストラボには、集中および分散を想定したクラウドネットワークに自社のオープンネットワーキングを活用したクラウド環境を用意する。
ローカル5Gは、様々な事業者が参入し、社会課題の解決など多様なニーズに5Gを活用することを目的としている。その実現に向けて、アプレシアシステムズは頼れる存在となりそうだ。
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