ミツウロコクリエイティブソリューションズ（ミツウロコCS）とNECは2019年2月6日、IoTを活用してLPガスメーターの情報を提供するサービスを、4月から全国のLPガス販売事業者向けに展開すると発表した。

各消費者宅のLPガスメーターに、NECの「LPWA対応IoT無線化ユニット」を設置。京セラコミュニケーションシステム（KCCS）のIoT向けネットワーク「Sigfox」を利用してLPガスメーターの指針データを遠隔から収集し、クラウド上に蓄積する。これにより、LPガスメーターの指針値を日次で提供できる。また、これとは別に、LPガスメーターごとに定められた検針日の指針情報も提供し、検針業務の代替とできる。

さらに今後、リアルタイム双方向通信による集中監視業務への対応など、保安体制のいっそうの強化につながるメニューの実現も併せて推進していくという。

無線化ユニット設置時の確認業務、日々の指針値収集状況の確認業務、指針値や保安情報の提供業務、問い合わせ対応業務などはミツウロコCSが担う。

また、省電力のSigfoxを採用することで、無線化ユニットはメーターが交換時期を迎えるまで電池切れとならない想定とのこと。

10年間利用した場合の参考価格は、無線化ユニットの購入費用も含めて、月額換算で100円～/軒。