富士通とエリクソンは2018年10月26日、5Gにおいて戦略的パートナーシップを結ぶことで合意したと発表した。
エンド・トゥ・エンドでの5Gネットワークおよび関連サービスの提供に向けて、無線基地局やコアネットワークなどの互いの技術ポートフォリオを結集させる。まずは両社のシステムとソリューションを日本市場に提供し、さらにグローバル市場の顧客へも提供していくことを目指すという。
富士通 執行役員常務 兼 ネットワークビジネスグループ長の松本端午氏は次のようにコメントしている。
「今回のエリクソンとのパートナーシップにより、富士通の強みとする無線通信技術やインテグレーション力を活かし、日本市場のみならずグローバルに、幅広いお客様に向けてオープン化の標準規格に準拠した柔軟な5Gネットワークシステムを提供していく。5Gの初期ユースケースと見込まれているモバイルブロードバンドに加えて、今後更にInternet of Things(IoT)など新たなビジネス機会へも広がっていくことを期待している」