LoRaWANがOTAに対応、遠隔からファームウェアのアップデートが可能に

LoRaWANが無線経由(OTA)でのファームウェアアップデートをサポートする。これにより、遠隔からのファームウェアアップデートが可能になり、「もっともっと大規模なデプロイメントが広がる」という。

省電力・広域カバーを特徴とするIoT向け無線「LoRaWAN」の標準化作業と普及促進活動を行うLoRa Allianceは2018年10月25日、都内で記者会見を開き、FUOTA(Firmware Update Over The Air)をサポートする新仕様を発表した。

LoRaWANデバイスで、無線経由でのファームウェアアップデートが可能になる。

「LoRaWANデバイスの中には地中深くに設置されているものもあるが、そうしたアクセスが難しいところで使われているデバイスについても、物理的に触る必要なく、ファームウェアをアップデートできるようになる」とLoRa Alliance CEO 兼 会長のドナ・ムーア氏は説明。

米シスコシステムズ プロダクト・マネージャーで、LoRa Allianceのマーケティングにも携わるジュン・ウェン氏は、「FUOTAは、ガスメーターなどのユースケースで、長きにわたり要請されてきた機能。これにより、もっともっと大規模なデプロイメントがサポートされていくことになる」と語った。

LoRaWANのFUOTA機能のメリットと概要
LoRaWANのFUOTA機能のメリットと概要

今回発表された新仕様は具体的には、時刻同期用の「LoRaWAN Application Layer Clock Synchronization Specification v1.0.0」、マルチキャスト用の「LoRaWAN Remote Multicast Setup Specification v1.0.0」、大容量ファイルのユニキャスト用の「LoRaWAN Fragmented Data Block Transport Specification v1.0.0」の3つで構成され、いずれもFUOTAを実現するためのものだ。

FUOTAの機能を利用するためには、新仕様に対応した新しいスタックが必要。既存のLoRaWANデバイスは、そのままではFUOTAを利用できない。

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