OKI、映像IoTで店舗の業務改善支援――10%以上の人時生産性を向上

OKIは2017年11月15日、流通小売業界向けの店舗業務改善支援ソリューション「VisIoT(ビショット)」の販売を開始した。店内の状況を映像IoTで可視化し、AI・アナリティクス技術を用いたデータの分析・活用により店舗の業務改善を支援するという。

今回は、VisIoTの第一弾として、「レジ適正台数見える化」「レジ混雑予測」が発表された。

レジ適正台数見える化は、映像IoTシステムの画像センシング技術とAI・アナリティクス技術により、レジ待ち人数を認識。POSデータと連携することで、レジ開閉のムダ・ムラを見える化し、適正なレジ開閉台数を日毎・時間毎に把握できるようにする。また、過去の実績から、推奨レジ開局台数を想定し、スタッフのシフト計画最適化を支援するという。

「レジ適正台数見える化」「レジ混雑予測」の概要

「レジ適正台数見える化」「レジ混雑予測」のシステム構成図

もう1つのレジ混雑予測は、来店客の属性情報と買い物時間を認識することで、レジへの到達人数を予測。適正なレジ開閉台数を逐次算出し、管理者のスマートフォンに通知する。経験が浅いスタッフでも混み始める前の適切なタイミングでレジ開局の指示が行えるようになり、混雑を事前に防げる。

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