IoTでトイレの空室状況を可視化するサービス「トイレsearching」は、レンジャーシステムズが昨年5月に販売開始以来、200カ所を超えるトイレに導入されてきたという。同社はフロアマップ上に空室状況を表示する新機能「トイレsearching Display」を2017年8月2日から販売開始した。
この新機能は、商業施設や公共施設の管理企業から寄せられた「デジタルサイネージやタブレット端末で施設内のトイレの空室状況を表示したい」というニーズに応えたもの。Android端末で複数個所のトイレの空室状況を表示することが可能になる。
「トイレsearching Display」の画面イメージ |
表示方法は、フロア単位と建物単位の2種類あり、施設に合わせて選択できる。フロア単位の表示であればフロアマップ上に表示し、建物単位であれば階ごとのトイレの空室状況を表示する。
なお、トイレsearchingではトイレの各扉にマグネットセンサーを取り付け、ゲートウェイ経由でトイレsearchingサーバに扉の開閉状況等を送信。トイレの空室状況のほかには滞在時間も可視化でき、利用者がトイレで倒れた際の早期発見なども可能になるという。