UQコミュニケーションズは2010年8月31日、米国のWiMAX事業者であるClearwire社との連携により、米国―日本間で相互にWiMAXが利用可能なサービスを発表した。9月1日から利用可能になる。
このサービスの利用には、インテル製WiMAX通信モジュールを搭載したPC、そしてUQまたはUQのMVNOが提供するWiMAXサービスの契約が必要。Clearwire社が提供する1日利用サービス「CLEAR Free Day Pass」に申し込むと、そのWiMAX搭載PCでClearwire社のWiMAXサービスが利用できる。現状では、データ通信カードなど、WiMAX搭載PC以外の機器では利用できない。利用料金は有料の予定だが、2011年3月末までは無料。Clearwire社は現在、米国内55の都市でWiMAXサービスを提供している。
UQでは今後、海外のWiMAXサービス提供事業者との連携による相互利用を「WORLD WiMAX」と総称し、展開していくという。
2010年9月1日時点での利用可能都市(出典:UQコミュニケーションズ) |