警察庁は2010年3月4日、2009年のサイバー犯罪の検挙状況等について発表した。
検挙件数は前年より369件(5.8%)増加し、過去最高の6690件となった。2005年からの5年間で約2倍に増えている。このうち不正アクセス禁止法違反は2534件で、前年から794件(45.6%)増えた。一方、コンピュータ・電磁的記録対象犯罪は195件で前年より52件(21.1%)減少し195件、オークション詐欺や児童ポルノ関連法違反などのネットワーク利用犯罪も373件(8.6%)減り3961件だった。
また、サイバー犯罪等に関する相談件数は8万3739件で、前年から1745件(2.1%)増加した。架空請求メールや迷惑メールに関する相談が増えているという。