日本アバイア、企業向けコミュニケーション基盤の新版「Avaya Aura 6.0」を発表

日本アバイアは2010年8月6日、企業向けコミュニケーションプラットフォームの新版「Avaya Aura 6.0」を発表した。8月9日から提供を開始する。

Avaya Auraは、アバイアが2009年5月に発表したIMS(IPマルチメディアサブシステム)ベースの製品群で、ユニファイドコミュニケーションおよびコンタクトセンターの基盤となるもの。従来型のIP-PBXとは違い、アプリケーション/コネクション/アクセスのレイヤごとに独立した複数の製品によりシステム全体が構成される。

新版の6.0では、セキュリティ、拡張性、柔軟性が向上したほか、プラットフォーム全体に仮想化を拡張し、一元的に管理できるようになったとしている。さらに、Avaya Aura 6.0は、「リアルタイムなマルチメディア対応により、人と情報を効率的に結び付ける」というアバイアの新たなビジョンに基づくソリューションであり、これにより企業はコストを抑えながら意思決定を迅速化する「People Centricなコラボレーション」に移行できるという。

また、旧ノーテルのIP-PBX「CS1000」の最新版が、「Avaya Communications Server 1000(CS1000)7.0」としてAuraの製品群に加わっている。

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