NECは、「NEC 秋葉原 UNIVERGE デモセンター」をNEC クラサバ市場 秋葉原店の5F・6Fにオープンした。コンタクトセンターシステムの本格的なデモを体験できるのが特徴だ。
NEC 秋葉原 UNIVERGE デモセンター |
以前は、墨田事業所内に設置されていたコンタクトセンターのデモルーム。今回、秋葉原に移転した狙いの1つについて、NEC ビジネスクリエイション本部 営業推進部長の山本史氏は「もっと気軽に訪問してもらうため」と語る。
墨田事業所と比べると、秋葉原はアクセスが非常によい。また、NECのオフィスビルと違って、事前の入館手続きなども必要ない。「NECの販売店様に敷居の低い、デモ環境を提供したかった。アクセスがいいので、お客様も連れてきやすい」(山本氏)。
JR秋葉原駅 電気街口から徒歩5分の好立地にあるNEC クラサバ市場 秋葉原店 |
秋葉原 UNIVERGE デモセンター内には、SIPサーバ(PBX)や電話機、CRMシステム、着信状況の表示装置などが揃っており、実機に触りながらNECのコンタクトセンターシステムの利用イメージや運用イメージを確認可能だ。
また、コンタクトセンター向けだけではなく、ユニファイドコミュニケーション(UC)など一般オフィス向けのシステムも常設。どこでも内線や資料共有、Skype for Businessとの連携など、ホワイトカラーの生産性向上に貢献するソリューションを体験できる。
顧客ごとに最適なデモをオーダーメイド気軽に見学できる秋葉原 UNIVERGE デモセンターだが、コンタクトセンターシステムの本格的なデモを体験するためには事前予約が必要となる。「お客様ごとに最適なデモをオーダーメイドしている」(山本氏)からだ。
ユーザー企業がコンタクトセンターシステムに求める要件は、その規模や設立年数、業態などによって異なる。そこで秋葉原 UNIVERGE デモセンターでは、画一的なデモを行うのではなく、事前にヒアリングしたユーザー企業の現状に合わせてカスタマイズしたデモを行う。そのため完全予約制となっているのである。デモの予約はすでに1カ月先まで埋まっているそうで、早くも大盛況のようだ。
NEC 秋葉原 UNIVERGE デモセンターは5Fがデモルーム、6Fがサーバルームとなっており、サーバルームではSIPサーバ「UNIVERGE SV9500/SV9300」や各社の通話録音装置などを見ることができる。コンタクトセンターで実際に働くスーパーバイザーなどは、こうしたサーバ類を目にする機会があまりないため、大変喜ばれるという |