Goodのコンテナ化でアプリ&アプリのデータを管理そのプラットフォームでは、従来から同社が扱ってきたEMMソリューション「BlackBerry Enterprise Server 12(以下、BES12)」とGoodTechnologyのテクノロジーを活用し、包括的なモバイルデバイス管理(MDM)やモバイルアプリケーション管理(MAM)の機能を提供する。
BES12は、ユーザーが企業コンテンツにアクセスする際のアクティブディレクトリのような機能や、MDM/MAMを提供するためのプラットフォームの役割を果たす。そしてGoodのコンテナ技術でMAM機能を実装する。
テューダー氏によれば、「Goodでデバイス上のアプリケーションをサンドボックスに入れてセキュリティをかける」。コンテナ化され、セキュリティがかかったアプリのアイコンの左下には赤い鍵のマークが付く。鍵付きのアプリ同士はデータのやりとりができるが、そうでないアプリからは鍵付きアプリにはアクセスできない。
BES12とGoodで包括的なMDM/MAM機能を提供する |
例えば、鍵が付いてないアプリから鍵付きアプリのデータを開こうとしても、「ファイルは開けません」といったメッセージが返ってくる。「こうした管理は、BES12のサーバで行う」(BlackBerry Japanシニア・セールス・エンジニアリング・マネージャーの高梨義彦氏)