BlackBerry、日本で法人向けソフトウェア事業を再始動

BlackBerryは2016年7月27日、日本における法人向けソフトウェア事業戦略の記者説明会を開催した。モバイルデバイス/モバイルアプリケーション管理(MDM/MAM)やファイル管理、緊急時通知のなどを備えたプラットフォームにより、企業・組織のデータをセキュアにするモビリティソリューションを提供するいう。

Goodのコンテナ化でアプリ&アプリのデータを管理そのプラットフォームでは、従来から同社が扱ってきたEMMソリューション「BlackBerry Enterprise Server 12(以下、BES12)」とGoodTechnologyのテクノロジーを活用し、包括的なモバイルデバイス管理(MDM)やモバイルアプリケーション管理(MAM)の機能を提供する。

BES12は、ユーザーが企業コンテンツにアクセスする際のアクティブディレクトリのような機能や、MDM/MAMを提供するためのプラットフォームの役割を果たす。そしてGoodのコンテナ技術でMAM機能を実装する。

テューダー氏によれば、「Goodでデバイス上のアプリケーションをサンドボックスに入れてセキュリティをかける」。コンテナ化され、セキュリティがかかったアプリのアイコンの左下には赤い鍵のマークが付く。鍵付きのアプリ同士はデータのやりとりができるが、そうでないアプリからは鍵付きアプリにはアクセスできない。

BES12とGoodで包括的なMDM/MAM機能を提供する

例えば、鍵が付いてないアプリから鍵付きアプリのデータを開こうとしても、「ファイルは開けません」といったメッセージが返ってくる。「こうした管理は、BES12のサーバで行う」(BlackBerry Japanシニア・セールス・エンジニアリング・マネージャーの高梨義彦氏)

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