D-Link、最大256台のAPを集中管理できる中規模向け無線LANコントローラ

ディーリンクジャパン(D-Link)は2015年4月1日、中規模向けの無線LANコントローラ「DWC-2000」と、これに対応する無線LANアクセスポイント「DWL-8610AP」の販売を開始した。

無線LANコントローラ「DWC-2000」(上)と、無線LANアクセスポイント「DWL-8610AP」
無線LANコントローラ「DWC-2000」(上)と、無線LANアクセスポイント「DWL-8610AP」

DWC-2000は、最大256台の無線LANアクセスポイントを集中管理できる無線LANコントローラだ。今回併せて発表したDWL-8610APに加えて、DWL-6600APが対応する。

標準価格は43万8000円でデフォルトでは64台の集中管理が可能。これ以上のアクセスポイントを管理する場合は別途追加ライセンスを購入する必要がある。追加AP管理ライセンスの価格は、最大32台までが15万8000円、最大64台までが25万8000円、最大128台までが42万8000円となっている。

搭載する主な機能は、自動チャネル調整、自動電波強度調整、IEEE802.1X認証/MAC認証/Web認証、不正AP検知、ワイヤレス侵入検知(W-IDS機能)など。

DWL-8610APは、IEEE802.11ac準拠の2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応無線LANアクセスポイント。DWC-2000をはじめとするD-Linkの無線LANコントローラに対応するほか、アクセスポイント単体でも動作する。このため、無線LANの初期導入時はスタンドアローンで運用し、台数の増加に伴い無線LANコントローラを後から導入するといった柔軟な無線LAN構築が可能だという。標準価格は7万9800円。

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