ワイモバイルは2015年2月27日、「Android TV」を搭載したメディアプレイヤー「Nexus Player」を発売する。それに先立ち、同月26日に「Nexus Player Launch Party」が都内で開催された。
(左から)U-NEXTの宇野康秀氏、ワイモバイルのエリック・ガン氏、Google Playのクリス・ヤーガ氏、GYAOの寺岡宏彰氏 |
Nexus Playerは、テレビのHDMI端子に接続するだけで自宅のテレビで動画やアプリ、ゲームなどインターネット上のコンテンツを利用できる。Google Playのほか、HuluやYouTubeなどにも対応し、画面上にそれらのコンテンツが自動で表示される。Google Castに対応しているので、AndroidやiOSのスマートデバイスなどでコンテンツを楽しめる。リモコンで音声検索も行える。価格は1万2800円(税別、以下同)。Bluetooth対応のゲームコントローラーは4980円。
リモコンには音声検索機能も搭載する |
Google Play アジア太平洋地域統括副社長のクリス・ヤーガ氏は「簡単な操作で映像などのコンテンツを楽しむことができる」とアピールした。
コンテンツパートナーには、GyaoやU-NEXTが名を連ねており、Gyaoは3月上旬に、またU-NEXTは5月上旬に、それぞれAndroid TV向けアプリの提供を予定している。
ワイモバイル代表取締役社長兼CEOのエリック・ガン氏は「端末・料金の競争から、コンテンツやサービスでの競争になる」と語り、コンテンツを重視する方針を明らかにした。
Nexus Playereは、国内ではGoogle Play以外はソフトバンクグループのみが取り扱い、ワイモバイルショップやソフトバンクショップで販売される。発売に合わせて、スマートフォンの「Nexus 6」をMNPで購入すると「Nexus Player」が無料で提供されるほか、「AQUOS CRYSTAL」に機種変更すると無料でプレゼントされるキャンペーンを展開する。また、Nexus Player購入者にGoogle Playで利用できるクーポン2000円分をプレゼントする「Nexus Playerをはじめようキャンペーン」がグーグルの主催により実施される。