日圧機販は、下水処理設備や工場排水設備の施工・保守・修理を行っている岡山県岡山市の会社だ。社員数は約30名。岡山市、倉敷市、備前市など岡山南部を中心とした自治体や、地元の工場などを主な顧客としている。下水道や工場排水という大切なインフラを、日圧機販は24時間365日の緊急対応体制で守り続けている。
創業は1975年、岡山県岡山市にある日圧機販のオフィス |
「会社の電話がつながらない!」――。そんな同社で、ある日、会社の電話が突然使えなくなるというトラブルが発生した。
下水道が地域住民の生活に必要不可欠なインフラならば、ICT(情報通信技術)は企業のビジネス活動に必要不可欠なインフラ。ICTに関するトラブルは企業に大きな影響を及ぼすが、このとき日圧機販が頼りにしたのは「オフィス安心パック」のサポートセンターだった。オフィス安心パックとは、NTT西日本の中堅中小企業向けオフィスICTサポートサービスである。
日圧機販の社員のデスクには、ICTに関する“お困り事”が発生したときにすぐ相談できるよう、オフィス安心パックのサポートセンターの電話番号が印刷されたシールが貼られている。
早速、サポートセンターに携帯電話で連絡した同社営業部の小笠原賢二氏。電話の向こうのオペレーターのアドバイスに沿って、ビジネスフォンのトラブルの原因となっていそうなポイントを1つずつチェックしていく。すると、ビジネスフォンの主装置につながるONU(光回線終端装置)の電源ケーブルが外れていることが分かった。
日圧機販 営業部 小笠原賢二氏 |
「朝、掃除機でその付近を清掃したとき、電源ケーブルを引っ掛けてしまったのが原因だったようです。あのときはトラブルをすぐ解決でき、本当に助かりました」と小笠原氏は笑顔で振り返る。