ワイモバイル、Android 5.0搭載Nexus6を発売――シェアプランも発表

ワイモバイルは11月13日、新サービス・新商品発表会を開催し、新端末「Nexus6」「MediaPad M1 8.0 403HW」と、新料金体系「シェアプラン」を発表した。

Nexus6や新料金体系が発表された

「Nexus6」は大画面の6インチで最新OSであるAndroidTM 5.0を搭載。バッテリは15分の充電で最大6時間使えるという急速充電機能「Turbo Charger」に対応している。12月上旬以降に発売となる。

「MediaPad M1 8.0 403HW」は AndroidTM 4.4搭載で、8インチのLTE対応タブレットだ。「Yahoo!カーナビ」アプリがプリインストールされている。12月4日に発売となる。

シェアプランの料金体系、スマホプランSは3960円から利用できる

「シェアプラン」は月々使用できるデータ量を親回線と子回線で分け合うサービスで、「スマホプランS/M/L」の契約回線を親回線として、最大3回線まで子回線を追加できる。追加回線にかかる基本料は1回線あたり980円だが、「スマホプランL」の場合に限り追加の基本使用料なく子回線も利用できる。12月4日から提供される。

ヤフーのサービスを使うと貯まるマイルのランクに応じて高速で使えるデータ容量の追加料金が無料になる「パケットマイレージ」や「Yahoo!ボックス」をデータ保存に使用するプラザクリエイトの「なんでもダビング」をワイモバイルショップで受け付けるサービスを始めることも、発表された。

CEOのエリック・ガン氏(中央右)とCOOの寺尾洋幸氏(中央左)

ワイモバイルは、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手キャリアとのMNPが始まり、他方で格安SIMによるMVNO勢とに挟撃される状況にあるが、MNPの状況は「PHSの契約数は減っているように見えるかもしれないが、ワイモバイルの中でPHSからスマホに流れている。料金の安さが評価されており、他社よりもわれわれが勝っている」と取締役兼COOの寺尾洋幸氏は語った。

続いて代表取締役兼CEOのエリック・ガン氏は、「安く売ってそれで終わりと考えていない。2年契約のお客様の2年間の高いユーザエクスペリエンスで契約後も更新してもらえるようなサービスを提供したい」と強調。MVNO勢に対しては、端末の魅力やワイモバイルショップでのサポート力で勝負する構えだ。さらに「これからも、アプリやコンテンツのサービスをさらに充実させていく」と意欲を語った。

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