ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2014年10月9日、UTM/次世代ファイアウォールの新製品「WatchGuard Firebox M440」を発表した。
Firebox M440は、企業内ネットワークのセグメント毎に適切なポリシーを設定するためのUTM/次世代ファイアウォールだ。「Firebox M440ではネットワークセグメントの作成、トラフィックのマッピング、およびセグメント単位のトラフィックに基づくカスタムポリシーの作成とトラフィックへの影響の迅速な把握が容易に行える」と米ウォッチガード バイスプレジデントのデイブ・テイラー氏。VLANなどの複雑な構成を排除し、シンプルに複数のネットワークセグメントを管理できるという。
Firebox M440のファイアウォールスループットは6.7Gbps。また、1GbEを25ポート、PoEを8ポート、10Gb SFP+を2ポート搭載する。
 |
| WatchGuard Firebox M440 |
さらにウォッチガードは同日、マネージドセキュリティサービスプロバイダー向けに「Pay-By-Pointプログラム」も発表した。
これは、ウォッチガードの仮想アプライアンスを含むUTM/次世代ファイアウォールの機能を、利用時払いの月額単位の料金でエンドユーザー向けに提供可能になる価格体系。マネージドセキュリティサービスプロバイダーは、初期投資コストやサービス解約リスクの軽減といったメリットを享受できる。
