ソフトバンク、Infrinia AI Cloud OSを搭載した「AIデータセンター GPUクラウド」提供開始へ

ソフトバンクは2026年5月25日、AIデータセンター向けのソフトウエアスタック「Infrinia AI Cloud OS」を搭載したクラウドサービス「AIデータセンター GPUクラウド」を10月より提供開始すると発表した。提供に先立ち、5月25日からベータ版を展開し、ソフトバンクおよびグループ会社での利用を開始する。

AIデータセンター GPUクラウドは、マルチテナント環境に対応した「Kubernetes as a Service(KaaS)」や、大規模言語モデル(LLM)の推論機能をAPIとして提供する「Inference as a Service(Inf-aaS)」を利用できるAIデータセンター向けのソフトウエアスタック「Infrinia AI Cloud OS」と、ソフトバンクのAI計算基盤を組み合わせたクラウドサービス。ソフトバンクが国内のデータセンターに構築した「NVIDIA GB200 NVL72」など最先端のGPU搭載のAI計算基盤を活用することで、日本国内における安全なデータ管理・運用の下、AIモデルの学習から推論、データ処理まで幅広いAIワークロードを効率的かつ柔軟に実行することができるという。

また、GPUの管理やKubernetesによる運用、AIワークロードの実行などを一元管理および自動化することで、最適な環境で各ワークロードの処理が可能。これにより、開発環境の構築や計算リソースの調整などにかかる手間を削減して、運用負荷とコストの低減を実現するとともに、変化する要件にも柔軟に対応できる安定した環境を実現できるとしている。

ソフトバンク 代表取締役 社長執行役員 兼 CEOの宮川潤一氏は、「AI共存社会の本格化に伴い、競争力の源泉はAIそのものに加え、それを支えるコンピューティングパワーと運用ソフトウエアへ広がっている。新たな成長戦略『Activate AI for Society』の下、ネオクラウド事業者として、国内で安心して利用できる計算基盤とソフトウエアを一体で提供していく。Infrinia AI Cloud OSと、それを搭載したAIデータセンター GPUクラウドは、その中核を担うサービスとして、お客さまのAI開発と社会実装を力強く後押しする」と述べている。

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