自動運転バス×アバターで新たな移動体験 NTT西と阪大発スタートアップが協業

NTT西日本グループと大阪大学発のスタートアップであるAVITAが、自動運転EVバスとアバターを組み合わせた新たな移動体験の実証を開始する。乗客への案内や声がけに加え、特産物や観光名所の紹介、企業広告の配信などの用途にアバターを活用していきたい考えだ。

NTT西日本グループ(NTT西日本・NTTビジネスソリューションズ)と大阪大学発スタートアップのAVITAは2026年5月25日、自動運転バス内における新たなコミュニケーションサービスの開発に向けて業務提携を開始したと発表した。

これまでNTT西日本は、自動運転レベル4(特定条件下における完全自動運転)の社会実装に向け、20エリア以上で30件超の実証を進めてきた。昨年2月には、自動運転EVバスを開発する仏Navya Mobility SAS(以下、Navya社)への出資も行っている(出資比率はマクニカ約70%、NTT西日本約30%)。

そして今回、AVITAが開発するアバター接客サービス「AVACOM」をNavya社の自動運転EVバスに実装し、人とテクノロジーが共存する新たな移動体験の実証に取り組む。

人とテクノロジーが共存する新たな移動体験の実現を目指す

具体的には、アバターが乗客への案内や声がけを行うことで、安心してバスを利用できる環境づくりを支援する。説明会では、外国人乗客が「このバスは動物園の最寄りの停留所に停車しますか?」と尋ねると、アバターがリアルタイムに翻訳し、英語で応答する様子が紹介された。

アバターを実装した自動運転バスの外観

「乗務員がいない状況に不安を感じるお客様もいる。人の代わりにアバターがお迎えすることで、お客様に安心感を提供したい」とNTT西日本 事業開発部長の宮崎一氏は話した。

NTT西日本 事業開発部長 宮崎一氏

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