米国企業の27%がSDN導入の準備万端――大半が2015年内に導入へ

米国企業の27%は、SDN導入に対する準備が「完全」あるいは「ほぼ完全」に整っている――。ジュニパーネットワークスは2014年8月8日、こんな調査結果を発表した。

同調査は、米国企業のIT意思決定者400名を対象に実施されたもの。SDNの導入に対する準備が「ある程度」整っているとの回答も38%にのぼり、全体の半数以上にあたる52.5%の企業がSDNの導入を計画していることが分かった。

SDN導入を計画する企業のうち、74%は2015年内に導入する予定と回答しており、さらに30%は1カ月以内に導入計画に着手する予定だという。

SDNに対する期待としては、「高可用性と障害復旧性」(30%)、「アナリティクスとレポーティング」(23%)、「自動化と迅速なプロビジョニング」(19%)、「オープンソースの選択肢」(12%)、拡張性(10%)が上位に挙がっている。

このように過半数の米国企業がSDN導入を計画している一方、残る47.5%はまだSDNの導入意向はない。この結果についてジュニパーは、「二極化が鮮明」と評している。

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