なお、2.5GHz帯周波数の追加割当がUQコミュニケーションズに決まったことについて、同社の会長も兼務している田中社長は「これまでやってきたことが評価されてうれしく思う。周波数がこれ以上なくなると速度が遅くなる状況にあったが、新たな周波数の獲得によりユーザーを増やすことができる。モバイルルーターでビジネスを拡大していくが、WiMAX 2+でスマートフォンなどにも活用していきたい」と語った。
ソフトバンクグループのWireless City Planning(WCP)は周波数を割り当てられなかったことから、同社の孫正義社長らがKDDIは総務省OBの天下りを受け入れていることが今回の決定に影響したと指摘している点については「優秀な方を会社の人材として来ていただいており、会社としてプラスになる」と否定した。