ローカル5Gを用いた通信ソリューションを開発・提供するマグナ・ワイヤレスは2025年8月1日より、通信遅延時間のゆらぎを1μsec以下に抑えたジッタレス通信を実現する新モデル「AU-700シリーズ」を販売開始する。
TSN対応ジッタレス通信機器「AU-700」
本製品は、通信遅延時間のゆらぎ(ジッタ)を極小化することで、1μsec以下のジッタレス通信を実現。これにより、Time Sensitive Networking(TSN)による精密な時間同期・制御が、有線に加え無線ネットワークでも可能となる。
通信遅延時間のゆらぎを最大1μsec以下で保証することで、AGV・AMRはもちろん、シーケンサー(PLC)の無線化にも対応。工場ネットワークの自由度と拡張性を飛躍的に向上させるという。
さらに今後は、自社開発の専用半導体を搭載した小型モデル「AU-700W」の販売を予定している。AU-700Wはドローンへの搭載も可能となる見込みで、AU-700シリーズ全体で年間100台の販売を目指す。