2012年のUC市場は3.8%成長、今後も堅調が続くとIDC Japanは予測

IDC Japanは6月10日、国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション(UC&C)市場予測を発表した。

これによると、2012年の市場規模は前年比3.8%増の2008億9400万円になった。音声インフラのリプレース需要が活発に推移したこと、IPコンタクトセンターが堅調だったのが要因だという。

IDC Japanでは2013年についても、前年比3.3%増の市場成長を予測している。BCP対策やスマートデバイス利用、クラウドによるUC&C機能の提供などが牽引するという。また、2013年以降もモバイルやビデオ、ソーシャルなどを原動力に堅調が続き、2017年にUC&Cの市場規模は2381億3700万円になる見通しとのこと。

IDC Japan ソフトウェア&セキュリティグループマネージャーの眞鍋敬氏は「ベンダーおよびシステムインテグレーターは、クラウド/モバイルテクノロジー応用を進め、これらが影響するビジネスモデル/プライシングモデル変更に早期に着手するべきである」とコメントしている。

国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場 セグメント別売上額予測
国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場 セグメント別売上額予測

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