ヴルーヴグループは2025年5月1日、佐賀・玄海町にてローカル5G・Wi-Fi等の高度化通信網の本格運用を4月1日より開始したと発表した。
同社は、「コア共有型ローカル5G」を提供するスタートアップで、昨年2月に玄海町と「ローカル5Gを活用した地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。
具体的には、玄海町のコミュニティセンターなど計3カ所(基地局4台)にローカル5G基地局を、温泉施設や観光地、老人ホームなどの計12カ所(アクセスポイント108台)にWi-Fiアクセスポイントを設置。また、町内に防犯カメラを9台整備し、リアルタイムに異常や不審な動きを検知できるような仕組みを整えた。
ヴルーヴグループは、引き続き玄海町と相互連携して町内での高度化通信網の活用範囲を拡大し、企業誘致活動やさらなる住民生活の利便性向上に取り組んでいくとしている。