京セラ、大阪・関西万博のテーマ事業「いのちの未来」にローカル5Gを提供

京セラは2025年3月13日、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの未来」にローカル5Gシステムを提供すると発表した。

いのちの未来では、ロボットやAIなどの先端技術が人間と融合することで「いのち」の可能性を広げ、人間・社会の新たな在り方や人間とロボットが共存する未来社会に関する展示が行われる。

そこで京セラは、パビリオン内のアンドロイドやロボットの遠隔制御に、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)のローカル5Gシステムを提供する。また、パビリオン内で来場者が使用するスマホを通じて、来場者の位置をトラッキングできる屋内測位システムを搭載した次世代の通信インフラを開発し、国内初となるローカル5Gのみを利用した位置測位で展示物とのコンテンツ連動を実現するという。

ローカル5Gシステム

ローカル5Gシステム

そのほか、骨伝導型スピーカーユニットとバイタルセンサーを内蔵した新型イヤホンを提供。人間の聴覚やセンシング技術を拡張するべく、騒音環境下でもクリアに音が聞こえつつ、周囲の音も自然に聞こえる小型のオープンイヤータイプとして設計しているという。また、来場者の状態をセンシングする機能も備えているとのことだ。

バイタルセンサー内蔵骨伝導イヤホン

バイタルセンサー内蔵骨伝導イヤホン

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