NTTテレコン、富士市上下水道部、NTT ビジネスソリューションズ(NTT BS)の3者は2025年2月10日、「富士市における水道スマートメーターを活用した水道事業の課題解決に向けた実証実験に関する協定書」を締結したと発表した。
今回の協定では、富士市における上下水道関連業務のDX化に向け、NTTテレコンの通信端末と集中監視システムにより、水道メーターの遠隔検針技術を活用した実証実験を行う。
NTTテレコンの通信端末と水道管に設置した電子式水道メーターを接続し、集中監視センターを介して水道メーターの遠隔監視機能や漏水警報機能を活用し設備状況の把握を行う。また、昨今の気候変動により災害級の大雨が増えたことから、同社の通信端末と冠水センサーを活用してマンホール内の浸水量を検知し、溢水を事前に把握し対策を実施する。同実証を通じて、業務の稼働削減や災害対策について効果測定を行うとしている。