NTT川添氏「異業種連携でIOWNのユースケース創出を」 共創ラボ「AKKODiS IOWN FUSION BASE」がオープン

AKKODiSコンサルティングが、IOWNのユースケース創出や人材育成を目的とした新拠点「AKKODiS IOWN FUSION BASE」をオープンした。IOWNが求められる社会的背景や技術概要などを学ぶ「IOWN構想基礎研修」の実施拠点としての役割に加え、異業種間の共創を促す“ハブ”としての機能も見据えているという。

AKKODiSコンサルティング(以下、AKKODiS)は2025年6月27日に記者発表会を開催し、NTTが掲げる「IOWN構想」のユースケース創出や人材育成を目的とした拠点「AKKODiS IOWN FUSION BASE」(以下、IOWN FUSION BASE)を同社の本社(港区・芝浦)にオープンし、メディア向けに公開した。

AKKODiS IOWN FUSION BASE テープカットセレモニーの様子

AKKODiS IOWN FUSION BASE テープカットセレモニーの様子

ITコンサルティングやデジタル関連の研修サービスなどを展開するAKKODiSは昨年4月、「IOWN構想基礎研修」の提供をスタート。IOWNが必要とされる社会的背景や技術概要、IOWNがもたらす未来などを専任講師が対面形式で解説するというカリキュラムだ。

昨年7月には、IOWN Global Forumに参画。Regional Head of APAC 兼 代表取締役社長の川崎健一郎氏によると、研修事業・人材教育を手掛ける企業としては、唯一の参画メンバーだという。今年4月には、バージョンアップ版の「IOWN構想基礎研修2.0」をリリースした。

AKKODiSコンサルティング Regional Head of APAC 兼 代表取締役社長 川崎健一郎氏

AKKODiSコンサルティング Regional Head of APAC 兼 代表取締役社長 川崎健一郎氏

そして今回新たに開設したのが、AKKODiS IOWN FUSION BASEである。同施設は、IOWN構想基礎研修の実施拠点としての機能に加え、あらゆる業界のステークホルダーとの共創を促進する場にしていきたいとした。

川崎氏は、「IOWNを“深く理解する”人を育成し、新たなビジネスモデルの創出につなげる。加えて、我々が保有する世界30カ国に及ぶグローバルアセットを活かし、IOWNの国際展開をさらに加速させたい」とその抱負を語った。

AKKODiS IOWN FUSION BASEの概要

AKKODiS IOWN FUSION BASEの概要

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